米国車検証
もう秋の風ですね
いや、冬の気温ですね、寒いです
ここ数年は気持ちの良い秋があまり感じられず突然来る寒さに怯えております
さてさて
最近は『走行証明書』と呼ばれるオートチェックをしっかりと調べた上でお車を販売するお店が
増えてきましたね。 前のブログでもご案内をした通りで、大手中古車検索サイトでも
有効な書類となり、不明車を撤廃しようという動きの現れだと思います。
良い事ですね
しかし、そんな中でも証明書が付けばOKと思われがちですが違うのです。
証明書が付いても、その先が重要
例えば内容をしっかりと案内してくれるのかお店側もちゃんと把握しているのか
そして証明書が付いていても巧妙に巻き戻しをする業者さんもいるようです。
どうゆうことかと言いますと。。
(例)
A、オートチェック最終記録→63マイル B、仕入れ時の車輌走行距離→50.000マイル
この場合、Bの記録が走行証明書には乗らない場合が有ります。
オークションやディーラーを介さない個人売買やアメリカでの業者販売です。
そうなると、20.000マイルでも30.000マイルでも巻き戻しを行っても
バレない訳です。 最終履歴が証明書には載っていないので。。。。
そこで有効となるのが『米国車検証』でございます。
こちらは別名ピンクスリップ/タイトルと呼ばれます。
車輌売買時に『売主』と『買主』の間で交わされる所有権移転を証明とした書類で
アメリカで入っていた車輌であれば必ず存在します。
米国車検証に表記されている内容
○ 売買が行われた州
○ VINナンバー
○ 車輌年式/メーカー/車名
○ 前回の車輌履歴<今回の売買時より一番近い履歴>
→記録年月日/走行距離/前回オーナー(情報未開示致します)/
○ 今回の取引時の走行距離
オートチェックと組み合わせる事で、さらに安心出来る車輌選びが可能となります。
個人情報も含まれるので、前オーナーさんの部分は見えないように致しますが、
この書類自体はアメリカから国内に出しても問題無いのです。
国産車でも車庫等の申請の際に、前回のオーナー様の名義部分だけ消して車検証の
コピーを渡されるケースも有りますが同様の事なのです。
今までは走行証明書だけでも信頼出来る車に巡り会える確率は格段に上がりましたが
さらに安心出来るお車に出会う為にこの米国車検証が必要になって来るのです。
グライドでは全車をロサンゼルスにある支社から仕入れをしておりますので、この車検証を
お客様にご案内する事が出来ます。
これからのアメ車選びには重要なポイントとなりますので、皆様ご注意下さいませ